一度役目を終えた家具を次世代へと繋ぐ為、
熟練の職人が一つ一つ家具の個性にあわせ丁寧にメンテナンスを施してご提供いたします。
経年変化により消耗したり変形した可動部や接合部などの構造、傷や汚れなどのコンディションを確認し、リペアの方法を検討します。
長い年月の経過と共に起こるボンド切れや使用劣化によるグラツキやガタツキ、古い接着剤をしっかりと取り除き、新たに組み立て、接着する事で修復します。
抽斗や扉などの可動部は必要に応じて材料の補修、パーツの交換を行う事により日常でストレスなくお使い頂けるように修復致します。
数十年前に施された塗装は水や熱、日焼けや油汚れ等、様々な状況により効果を失っている為、劣化した塗膜を丁寧に除去します。
木部の表面についた小さなキズや凹みをサンディングし塗装前の木地を整えます。家具に大きな穴や凹み、欠けている箇所がある場合はパテ処理を施します。
このサンディングの良し悪しで仕上がりが大きく変わってきますので、取り除けるキズや汚れをしっかりと取り除きます。
FILMでは、水、熱などの日常生活で起こる最低限のトラブルに対応出来るようオイルやソープ仕上げは基本行っておらず、ラッカーまたはウレタン仕上げを採用しております。
ダイニングテーブルなど、特に汚れが付きやすく、衛生面の気になる箇所については、水や汚れに強いウレタン塗装を採用しております。
食事の前と後に水拭きをしていただけますので、いつもテーブルを清潔に保つ事ができ、小さなお子様のいるご家庭でも安心してご使用頂けます。